金沢大学大学院を修了後、都市計画コンサルティング会社に入社。自治体の計画策定業務やまちづくりワークショップの企画運営に携わる。その後、人材育成を支援する公益法人に入職。企業や自治体の研修やセミナー、シンポジウム、委員会等の企画業務に8年間従事する。 
同社退職後、実家の中小企業支援に取り組むとともに、京都大学経営管理大学院(サービス価値創造プログラム)、京都大学大学院情報学研究科博士後期課程(デザイン学プログラム)にて、エスノグラフィー等の観察手法を用いた、組織デザイン、サービスデザインの研究活動に取り組む。現在は、企業や自治体にて、人材育成・組織開発・製品サービス開発に関する、プロジェクトやワークショップ、研修の企画に携わり、講師・ファシリテーターとして活躍している 
 
 
<1日目> 
■はじめに 
(1)アイスブレイク・自己紹介 
(2)学習目標と進め方 
1.思考とデザイン 
(1)思考のウォーミングアップ 
(2)既存の枠 
(3)デザインとは 
2.デザイン思考とは 
(1)デザイン思考の多様な定義 
(2)デザイン思考の活用事例 
(3)デザイン思考のステップ(4つのポイント) 
3.デザイン思考の起点となる観察手法 
(1)エスノグラフィー 
(2)文化の記述 
(3)行動観察(ビデオを使った観察ワーク) 
4.デザイン思考の演習(基礎編) 
身近なテーマでプロセスを体験しよう! 
(1)事前課題の共有 
(2)ステップ1「共感・理解」 
<行動観察からのアプローチ> 
(3)ステップ2「定義・明確化」 
(4)ステップ3「アイデア開発・創造」 
(5)ステップ4「プロトタイピング」 
(6)ステップ5「テスト・評価」 
<2日目> 
■1日目のふりかえり 
(1)1日目の復習 
(2)基礎編のアイデアミニプレゼン 
(ステップ5「テスト・評価」) 
5.デザイン思考の演習(実践編) 
地域社会の課題をテーマに実践しよう! 
(1)地域社会の課題 
テーマ設定の2つの視点 
(2)ステップ1「共感・理解」 
<インサイト分析からのアプローチ> 
手法「ペルソナの設計」 
手法「共感マップと価値提案」 
手法「カスタマージャーニーのデザイン」 
(3)ステップ2「定義・明確化」 
(4)ステップ3「アイデア開発・創造」 
(5)ステップ4「プロトタイピング」 
(6)ステップ5「テスト・評価」 
6.おわりに 
(1)2日間のまとめ 
(2)学び・気づきのふりかえり 
(3)デザイン思考の業務への活用 |